指定管理者制度Q&A

指定管理者を選ぶための審査は、どのようにして行われるのですか?


 指定管理者を選ぶ審査は、各自治体が定める条例や運用指針にのっとって構成される「選定委員会」によって審査されます(⇒「選定委員」の構成については、別のQ&Aをご覧ください)。審査方法は、通常、第一次審査(書類審査)と第二次審査(プレゼンテーション審査)の2つに分かれています。
 第一次審査は、各団体が提出した事業計画書や収支予算書について、審査基準に基づいて点数評価を行うことです。審査基準の詳細な配点などは公表しない自治体もまだまだ多いのですが、審査事項は、募集要項で明示されることが多くなってきたため、確認することが必要です。
 一方、第二次審査では、選定委員の前に応募団体のメンバーを呼び、提出した事業計画書や収支予算書について説明するプレゼンテーション(プレゼン)を行わせるとともに、内容に関する質疑応答を行います。プレゼンは制限時間が設けられていることが多いため、時間内に適切に説明できるように準備していくことが必要です。この第二次審査についても、単なる印象審査とならないよう、審査基準に基づいて実施されます。

 これらの第一次審査と第二次審査のバランスは、自治体や案件によって異なりますが、概ね次の3つに分けることができるようです。

1)「一次審査+二次内容確認」型
第一次審査で事業計画書・収支予算書をいったん点数評価し、後日、その内容を確認・理解するために第二次審査でプレゼンテーションをさせるとともに、質疑応答を実施することで、応募団体の提案内容を確認する。最もよく見られるタイプ。

2)プレゼンテーション重視型
第一次審査として、事業計画書・収支計画書について採点を実施。後日、第二次審査として、審査委員の前でプレゼンテーションおよび質疑応答を行い、点数評価を行って、合計点数で審査結果を出すタイプ。自主事業など、自由な提案要素が多い施設に見られるタイプ。

3)提案内容審査一体型
第一次審査は、選定委員全員を集めずに、自治体職員のみによる応募団体・応募書類の形式的な審査(募集要項に反していないか、など)だけにとどめ、第二次審査として、事業計画書・収支予算書の審査と書類とプレゼン・ヒアリングを合体しておこない、審査結果を出すタイプ。

 なお、応募団体が多い場合などは、第一次審査でいったんふるいにかけて、通過した団体のみで第二次審査を行う場合もあります。


回答:中小企業診断士 新谷 聡美
(認定指定管理者コンサルタント)

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