指定管理者制度Q&A

現地説明会に行く必要はありますか?


現地説明会について、まずは、落ち着いて募集要項をよくお読みになり、次の2点を確認してください。


ア)現地説明会への参加が、応募の必須要件となっていないかどうか
イ)現地説明会への参加について、事前申込が必要ではないかどうか


ア)の場合には、現地説明会に参加しておかなければ、応募したくてもできなくなります。必ず、現地説明会に参加してください。なお、応募に際しての制限(市内に事務所があること、等)がある場合には、それをクリアしておかなければ、現地説明会に参加申込をしても受け付けられないことがあります。応募そのものに制限がないかも、確認しておきましょう。


イ)の場合は、まだエントリーするかどうかを悩んでいても、とりあえず事前申込をしておかなければ、現地説明会に参加できなくなるかもしれません。社内で応募についての合意形成ができていない、といった場合でも、とりあえず申し込みをしておきましょう。(もちろん、エントリーしないことに決まった場合は、当然のマナーとして、現地説明会への参加をとりやめる旨を自治体に連絡してください。) 事前申込制を採用する施設は、人気があって説明会の場所を確保しておかなければならないということが想定されます。せっかく申し込んだのだから、参加しておきたいものですね。


さて、では、アでもイでもない場合は、現地説明会に参加しなくてもOKでしょうか?答えは、ノーです。可能な限り、参加することをお勧めします。
第一の理由は、現地を目で確認することが、指定に近づく第一歩だからです。現地を知らずして、良い事業提案が行えるはずはありません。仮に、利用者のふりをして施設に足しげく通ったとしても、空調管理室やその他バックヤードは、現地説明会当日しか見ることができないものです。たとえ時間は短くても「百聞は一見にしかず」です。
また別の理由としては、現地説明会でしかわからない情報を、入手できる可能性があるかもしれないからです。説明会参加者だけに配布される資料があったり、説明の最中に何気なく口頭で伝えられるデータがあったりする場合があります。さらに、説明会に出席することによって、ライバル企業の顔ぶれやライバルの多さ・少なさをチェックすることができ、対策をたてるのに役立ちます。さらには、説明開始前の行政担当者と現管理団体の担当者との密接度を見るだけで、見せかけの公募かどうかもある程度推測できますね。
たとえ時間のかかる遠隔地であったとしても、その施設に応募することを検討しているのであれば、参加するほうがベターだと言えるでしょう。


回答:中小企業診断士 新谷 聡美
(認定指定管理者コンサルタント)

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